御茶ノ水から上野動物園




2月に沈没した分、3月で街歩きを加速しようとしたら、どうもスギ花粉症になりかけているようで、またも外出にブレーキがかかってしまった。昨年8月の血液検査では、ブタクサの他に依然としてスギ花粉もアレルゲンとしては強いらしい。
ただ、ここ数年スギ花粉の時期は、ほんの数日症状が出る程度で済んでいるので、今年もその程度で済むと思いたい。
一応、貰いもののフェキソフェナジンが1か月分あるので、3月中はこれで何とか凌げるだろう。


花粉アレルギーとは別に、左手中指の先端の関節が突然腫れ、次に中指全体を曲げた時に激痛が走った。まるで痛風が手の指に出たような感じだ。でも、尿酸値はもう10年近くの通院・服薬で正常値をキープしている。あまり続くようならまた整形外科だと思っていたら、ジクロフェナクのローションを塗った効果があったのか、数日で痛みが引いてきた。歳をとると何の前ぶれもなくあちこちに痛みが出るから、まったくもって困ったもんである。


さて、今回は、ほとんど無計画であったが、御茶ノ水で降りて湯島聖堂、神田明神、湯島天神を訪れ、最後に上野動物園をぐるっと一回りして帰宅した。上野動物園での目的は、旧寛永寺五重塔の全身を撮ること、いつも動物園の外側から見ていた風景を内側から見ること、野鳥舎にいるリュウキュウアカショウビンと飛べないオオワシを撮ることである。いずれも目的プラスアルファで達成されたが、電車が行き帰りとも立ちっぱなしだったこともあって、午後1時半にはもうギブアップとなった。


 

御茶ノ水駅を聖橋口に降りると、南側にニコライ堂が見える。今回歩くのは反対側だ。



湯島聖堂は3回目になるので、入徳門は西側から眺めてみた。


 
 
斯文会館側に歩くと大きな孔子像があるのに気付いた。



さらに進むと仰高門があり、どうやらこちらが正式な入口であることを知った。



3月半ばなので梅もピークを過ぎたが、まだ咲き残っている木もあった。



大成殿は何度も撮っているので、屋根の上のよく分からない飾りを見てみる。


 

大成殿の前には絵馬も吊るされているが、受験合格の願いが圧倒的に多い。



神田明神入口の甘酒屋天野屋の店頭にある黄金の神輿がスゴイ。



前回は16-35mmの試し撮りでワイド過ぎたので、今回は標準ズームである。まずは隋神門を正面から。



隋神門脇の吊り燈篭がいい。



前回来た時は、あることにさえ気付かなかった大黒天像。



拝殿脇の獅子山の石獅子は、江戸期の石造物として貴重なものらしい。


 

拝殿にお参りする人は、平日のせいなのかあまり多くはないようだ。



境内裏手の方にあった江戸神社。他にも八雲神社とか水神社が並んでいる。



神田明神境内に咲いていた遅咲きの紅梅の一種だろうか。


 

急な裏参道の階段を降りる手前の末廣稲荷神社を横から撮ってみた。



湯島天神に向かって歩く途中のビルの谷間にあった妻恋神社。



湯島天神手前の実盛坂は、かなりの高低差がある。文京区はあちこち坂だらけだ。



湯島天神の外塀と隣接するレンガ塀。どちらも古色蒼然たる雰囲気だ。



湯島天神でもまた吊り燈篭を入れて撮ってみた。



さすがの湯島天神でも、梅と受験のピークは過ぎたようだが、それでもけっこう人が多い。



湯島天神には男坂とか女坂があるが、北側の裏門への階段は夫婦坂と言うらしい。


 

湯島天神から不忍池の西側を歩くと、弁天堂とスカイツリーが重なって見えた。



動物園から見た弁天堂は、手前にゴチャゴチャしたものがなければけっこういい構図になる。



飛べないオオワシがいた。自然界で撮ることは困難なので、実物を見られるのはいい。



オシドリもいたが、2年前に汚い芝川に迷い込んだ個体を撮っている。



二ホンコウノトリがカイカイしているようす。



上野動物園から見る不忍池はこんな感じになる。池の真ん中にペリカンがいるが、カワウに占領されている。



上野東照宮の本殿を金網の間から撮る。東照宮の中は有料で入ることができるが、入ったことは無い。


 
動物園の敷地内にある旧寛永寺五重塔。敷地外の柵の隙間から撮れることは撮れるのだが。



五重塔周囲の堀にいたコハクチョウ。金網も何もないので、たぶん飛べないのだと思う。



動物園の一角には、タイ王国から贈られた「サーラータイ」なる建物があった。



近くに来てくれたシロフクロウ。実は、近くの大宮公園の動物園にもいるらしい。



動物園の東端にある閑々亭は江戸期の茶室である。上野公園近辺は史跡が色んなところに混在しているのだ。



バード舎にいたヒノマルチョウ。名前がヒノマルでも原産はニューカレドニアの鳥。



いましたリュウキュウアカショウビン。カワセミより一回りデカい。漢字で赤翡翠と書く。



キンムネオナガテリムクというアフリカの鳥。近頃はかごぬけで都内でも見られることがあるらしい。



パンダ舎の長い行列。これでも平日だから20分待ち程度のようだ。私は当然スルーである。



ルリカケスもいた。奄美にしかいない天然記念物だが、カケスの仲間だから体長38cmもあってデカい。



時忘れじの塔は東京大空襲の慰霊碑だが、この辺はもうすぐ花見客でごった返すだろう。


 今回は後半がほとんど鳥撮りになってしまった。アップしなかった画像では、タンチョウ、カワセミ、ミノバト、ダルマワシ、ヒゲゴシキドリなどがいたが、ハシビロコウとかコンドルは撮影しなかった。みな檻の中かガラス越しの撮影になるので、ピンボケも多く中にはAFのあとMFで再度ピント合わせをして撮ったのもあった。動きの早い鳥はさすがにAFに頼らざるをえないので、ブレて撮り直した鳥も多い。
私は山奥などで何時間も待って、希少な野鳥を撮る気は全く無いので、たとえ動物園であっても珍しい鳥を撮影できるのは面白かった。中にはオナガとかヒヨドリが檻の中で飛び回っていたのには違和感を覚えた。自宅の周りで毎日のように飛び回っているからである。
欲を言えば、動物園の鳥のケージがもう少し明るいと、高速シャッターが切りやすいのだけどね。