あてもなく都内を歩く




 12月25日火曜日3連休明けで、天気は晴れのち曇りのようだ。連休中はどこでも混雑するから引きこもっていたが、どこでもいいから撮り歩きをしようと思い、8時51分というまだしっかり通勤時間帯で混んでいる湘南新宿ラインに乗った。

池袋で乗り換え、目白で降りてここを出発点にしようと決めた。学習院を横目で見ながら目白通りを歩く。本女もあった。
幽霊坂を降りて、肥後細川庭園を一巡り。神田川べりまで降りて、また永青文庫まで登ったら、なんと休業中であった。
また坂を降りて、神田川沿いに江戸川橋まで歩き、有楽町線に乗って飯田橋で東西線に乗り換えたが、とんでもなく距離が長くて、階段も何か所あったか覚えられないほどで、これは年寄が乗り換えてはいけない区間であることを憶えておこうと思った。

九段下で降りて北の丸公園へ。目的は昼飯を食うことだけだったが、園内を散策して、東京国立近代美術館工芸館まで歩いたが、また休みだった。そのまま内堀通りをとぼとぼ歩き、北桔橋門を見たらここも休日明けで皇居東外苑は定休日である。

結局、皇居をぐるっと回るように歩いて、東京駅に達したので、ああ疲れたと思い、そのまま帰途についた。



目白駅を降りるとすぐ学習院の西門があるが、実は見たのは初めてのことである。


 
 
目白通りを東に歩き、千登世橋まで来たら、橋の上から鬼子母神駅に向かう都電が見えた。



せっかくなので、橋の反対側に行き、学習院下に向かう都電も撮る。しかし、障害物が多すぎる。



目白通りと不忍通りの交差点にあった、いかにも老舗らしい趣の酒店。



目白通りは、イチョウの並木が長く続いているので、この時期は歩道に落ち葉が吹き溜まっている。



日本女子大学通称ポン女である。正門左は成瀬記念館という建物らしい。


 

こちらは日本女子大学成瀬記念講堂だ。母校からも近いが、この辺は一度も歩いたことが無い。



目白通りから幽霊坂を降りる。右の建物は和敬塾らしく、散らかった汚い部屋の中が見えた。
ノルウェイの森の主人公、即ち村上春樹が暮らした学生寮だ。



幽霊坂を降りると肥後細川庭園がある。園内はモミジが多く、まだ紅葉が見られる。



庭園の斜面を登っていくと、フェンスの向こう側に永青文庫の建物が見えた。



庭園の南端から池越しに松聲閣を眺望する。



細川庭園の隣には水神神社がある。胸突坂を登ってみたが永青文庫は長期休業中であった。




関口芭蕉庵も、連休の祝日明けのため定休日で閉まっていた。



神田川沿いに歩くと、長屋になった妙な建物がずっと繋がっている。どうやら椿山荘経営の料亭らしい。



江戸川公園は、なんと紅葉の真っ盛りという感じである。



左端にはサンタ服を着た子供がいる。東京は、クリスマスと紅葉が同時期なのだ。



時計塔の脇では、まだイチョウの黄葉が落ちずに残っている。



江戸川公園東端の首都高高架下には、大井玄洞翁胸像なるものがあった。神田川治水の功労者だそうだ。



高燈篭または常燈明台とも言う、靖国神社正面の常夜灯で1871年建設だとか。



田安門付近は桜の名所なのだが、この時期の桜の木はみな丸坊主状態。



田安門をくぐる。北の丸公園に来るのは久しぶりで、冬に来たことは無い。



武道館の正面入り口か、今日は何やらライブがあるようだ。


 

何時に開場するのか知らないが、寒いのに大勢の人たちが並んで待っている。


 
北の丸公園も、なかなかモミジがきれいである。



黄色いモミジもあってカタチも大小さまざまだった。こちらは小さいモミジ。



北の丸公園南端にあった銅像は、北白川宮能久という、皇族から出家してのち還俗し軍人になった変な人物だ。



東京国立近代美術館工芸館を撮るのは二度目だ。休館日なので敷地内には入れなかった。



平日の首都高都心環状線代官町付近は、当たり前のように渋滞中だ。



皇居乾門はたまに一般公開されるが、やたら混雑するので行く気にはならない。



北桔橋門は、定休日なので東外苑への入場口が閉鎖されていた。



竹橋は、毎日新聞社がドデーンと幅を効かせている街だ。



平川門も橋の手前で通行止めだ。休みでも橋だけは渡れるようにすれば良いだろうに。



遠くからでも目立つビル。ここは不二ラテックス本社であり、現役時代に取引のあった企業なのだ。



永代通りと日比谷通りの交差点界隈が、日本の経済の中心大手町である。高層ビルが多くて陽がささず寒い。



東京駅丸の内に到着。特にあてのない撮り歩きであったが、けっこう楽しめた。


 今年は、近場ばかりではあるが、例年になく撮り歩きをすることができた。記事数も過去最多である。
要因となったのは、花粉症での引きこもりから解放されたこと、それと冬になっても鳥撮りをしなくなったことであろう。鳥撮りもそれなりに楽しいのだが、同じ鳥を何回も撮っても代り映えしないのが難点で、とうとう10年目で飽きてしまった。
このまま鳥撮りを撮り歩きにシフトできればいいのだが、いかんせん最近は撮り歩きしたいエリアが枯渇してきて、同じエリアを何度も訪れることが多くなった。
毎日のようにグーグルマップで下調べをしているのだが、なかなかここというエリアが無く、今回のように、半ば行き当たりばったりのようになってしまうのも、まあやむを得ないかもしれない。歩けて撮影ができれば、それでいいのだ。