レインボーブリッジウォーク




 今年は寒い時期でも頑張って街歩きをするつもりだったが、2月13日の午後に突然咳が出始めて、節々の痛みや珍しく熱まで38度も出て、たぶん20年ぶりくらいに風邪で寝込むことになった。私はインフルエンザは陰性と診断されたのに、4日後に発症した女房はインフルエンザB型とのことで、症状がさほどひどくない代わりにだらだらと長引き、1か月以上経った今でもまだ二人とも時々咳き込む始末である。つくづく歳をとったのだと思う。
私の方は、風邪はさほどではなかったが、時を同じくして昨年7月に発症した、背骨の曲がりからくる大腿部の痛みとやらが再発し、しばらく痛みが続いたので残っていた鎮痛消炎剤を服用していたが、飲んでも飲まなくてもあまり変わらないので途中で服用を中止し、症状がひどくなるようなら病院へ行くつもりだったが、こちらも1か月以上経ってもまだ痛みはあるものの、長距離、長時間でなければ痛みが増すこともないので、無理のないよう1日5000歩前後を歩くようになった。


街歩きの写真が撮れない間は、例によって散歩ついでの鳥撮りを続けていて、歩きすぎて痛みが出ないよう車で出かけることも多くなった。ただ、この冬はどこに行ってもあまり鳥がおらず、野鳥撮影は不作のシーズンで終わりそうだが、いつもの公園のルリビタキや秋ヶ瀬公園のヒレンジャクが撮れたのが収穫であった。
3月も中旬になって、寒さも和らぎ天気も安定して晴れるようになったので、あれこれ検討はしたものの特にここという場所も無かったのだが、少し前に夕景を撮りたいと思っていたレインボーブリッジを、昼間ではあるが久しぶりに歩いてみようと思い出掛けたのが3月13日火曜日であった。
ルートは、JR田町駅から歩いてレインボーブリッジの北ルートを渡り、東京テレポートから天王洲アイルに移動して、北品川を経由して品川が終点ということにした。



始まりは田町でのモノレール撮影だ。いつもと違うポイントを歩いて撮ってみた。



今までは、モノレール高架の反対側から撮りながらレインボーブリッジへ歩いていたが、今回は反対側だ。



東京モノレールは5分おきくらいに上りと下りが来るので、ほとんど待たずに撮ることができる。



今回はワイドズームを使ったので、連結された車両全体を収めることができた。



私は別に鉄道ファンではないが、モノレールや都電、江ノ電などは好きだ。



ずっと運河沿いを歩いてきたが、汐彩橋の方へ向かうためモノレールとはここでお別れ。



汐彩橋近くの芝浦アイランド桟橋には、イスとテーブルが備えられている。



遊歩道にもベンチがあり、こんな感じでかつての倉庫だらけの芝浦のイメージは無い。



レインボーブリッジのループ橋。午前中は真正面に太陽があって撮りにくい。



さらに歩くとループの下になるので、ワイドズームで見上げてみた。



首都高速はループしないが、一般道とゆりかもめはここをぐるっと回って昇り降りする。


 
もう何度も来ているが、前回は2015年11月だから2年4か月ぶりか。



最初に南ルートに昇ってさっき歩いてきたループ橋方面を眺める。毎度ワンパターンである。



台場方面は南東になるので、逆光できれいに写らない。


 
レインボーブリッジの高いゲート(?)まで来てここで折り返し、北ルートの方へ移動する。



こちらは北ルート。ワンパターンでまず芝浦埠頭を東京タワーを真ん中にして撮る。



途中でまたマリオ・カートのような一連隊が騒々しい音を残して通過していった。



ゆりかもめはフェンスでガードされた真ん中を走るので眺望は良くない。



北ルートの真ん中を過ぎたあたりで遊覧船が一艘やってきた。



いま歩いてきたルートを振り返る。上の分岐した部分は首都高の出口ルートである。



北ルート終点からの晴海埠頭。前回は70-300mmで撮っていた。



前回は完成していなかった豊洲市場。そういや、今回はスカイツリーの存在を失念していて写していなかった。



のどかなお台場海浜公園到着。波打ち際に白くポツポツ写っているのはユリカモメである。



海を跨いで移動のため、東京テレポート駅へ向かう。前方のタワーが目印だ。


 
天王洲アイル駅から品川方面に歩く。ビルの間にあったオブジェ。地図には無い被写体だ。



妙な感じのショーウィンドウだが、調べてみたら有名な画材のショップだった。私には全く縁が無いけど。



ビルの入口脇に描かれた壁画。何かその方の企業が入っているのだろう。



先程の壁画とここの会社は繋がっているようだ。私の苦手なアート系なのだろう。



運河の向こうに水門が見えた。川みたいだが、ここは海である。



橋の下にはおしゃれなレストラン。この辺りは本当に変わってしまったと思う。


 
今渡った新東海橋を振り返る。「新」が付いているから昔は無かった橋かもしれない。



旧海岸通りに出ると、以前も撮ったテレビ東京天王洲スタジオのぼてっとした建物があった。



昔の面影の残る東品川の住宅街を抜けると、運河の外れに屋形船がいくつも係留されていた。



こちらは橋の反対側。まだ古い建物が残っているが、倒壊寸前のようだ。


 
北品川の商店街に出た。昔ながらの八百屋があって、老人たちが品定め。いい風景だ。



八百屋の近くには定食屋もあった。今時500円の親子丼は珍しい。


 

北品川駅に入る京急。駅のすぐ南側に踏切があり、これがまず1か所め。


 

次に駅の北側に2か所めの踏切がある。これは相互乗り入れの北総鉄道の車両。



踏切を渡って振り返ると、右側に駅を出たばかりの車両が見える。角度によってはホームが見える。



品川駅方面へ100mも歩かないのにまた踏切。これで3か所め。



3か所めは中央分離帯のある道路でかつ歩行者用の道路もあるので、遮断機も警報機も3つもあるのだ。


 

北品川を出て3つの踏切を通過した京急は、山手線や東海道線、新幹線が走る線路の上の鉄橋を渡る。



いろんな電車が見られるからだろう、親子でウォッチングだ。



品川駅近くの京急高架下には、行列のできそうなラーメン店がひしめきあって出店している。


 鉄道ファンでもないのに、今回の最初と最後は「鉄」写真になってしまった。特に、最後の京急の踏切だらけは、北品川近辺をグーグル・ストリートビューで見ている時に、ああここは面白いと思ったので、台場から天王洲アイルへ移動する計画にしたのだが、当初はゆりかもめのフリーチケットで、船の科学館とか市場前とかで降りて撮ろうと思っていた。
結局この日は、品川駅を2時すぎに出て帰途についたのだが、13000歩も歩いた。時々脚の痛みがある割にはよく歩けたと思うが、以前のように横浜で夜景まで撮って2万歩とかというのは今ではもう無理である。
まあそれでも、脚の痛みがあっても1万歩歩ける体力はある訳だから、無理しすぎない程度の計画で街歩きの写真を撮っていきたいと思う。地図にはない被写体に出会うのがこの上ない喜びである。