サクラ2017




 2017年のサクラは、全国的に開花が遅れた関係で、3月中には満開は無く、開花の早い関東でも見頃は4月に入ってからになった。
例年通り、満開近くになった3月30日頃から4月14日までの間に、できるだけ天気のいい日を狙って撮影に出掛けたのだが、遠くの名所へ時間をかけて行くのがどうも非効率で億劫でもあって、今年はほとんどが車でも電車でも片道1時間以内で行けるところばかりになった。これも年齢からくる気力の低下であろうと思っている。
それでもサクラの撮影は年に1回限りの大イベントでもあるので、気力はなくても近場を中心に枚数だけはかなり撮ることができたので、とりあえずは満足できたと思う。時系列に相当な枚数になることをご了解いただきたい。



今年のスタートは大宮公園だが、3月30日でも満開にはならない。それでも関東では1、2番の早さだ。


 

同じ3月30日、北本自然観察公園内のエドヒガンザクラ。逆光で撮りにくかった。
なお、今年のサクラは大半を16-35mmのワイドズームで撮っている。


 

3月31日、近くの聖学院大学前のサクラ。まだ5分咲き程度である。



同じ3月31日、花の丘の毎年同じ場所からの状況。右の大木が私の標本木である。



1日おいて4月2日の大宮公園。晴天と日曜プラスほぼ満開で絶好のお花見日和。



大宮公園内はすさまじい花見客の群れ。埼玉ではやはり動員力ナンバーワンの名所だ。



それでも以前の満開時に訪れた時よりは、花のボリュームが少ない感じだ。
公園の中心部にある枝垂桜の大木の前に行くのが困難なほど歩ける隙間が無い。


 

最初の画像と同じ護国神社の鳥居前。満開の手前くらいのボリュームだ。


 

舟遊池畔のサクラはちょっと寂しい。今年も大宮公園は少し早すぎた感じである。



同日の花の丘。いつもの場所のサクラはだいぶ咲いてきて、もうすぐ満開だ。



翌4月3日は穴場の大宮第二公園へ行ってみた。丘のサクラ並木も満開に近い。
大宮公園は混雑がひどくてとても車では近付けないが、隣接した第二公園は広大な駐車場があってしかも
平日ならガラガラなのだ。但し、平日でも大宮競輪開催日だけは要注意。



丘のサクラ並木に近づいてみると、やはり満開に近い迫力がある。



南側の丘から第二公園を見晴らす。右手の方には芝川沿いのサクラ並木も見える。



同日の上尾丸山公園は、思ったほどではなくまだ7分程度の咲き具合だった。



上尾丸山公園の低いところに咲きだしたサクラをマクロで撮っておいた。



同日帰り道の途中で花の丘に寄って私の標本木を撮る。満開まであと少しだ。



4月4日は東京へ。まず王子で降りて、去年同様音無親水公園へ。昨年よりはだいぶ開いていた。



橋の上から親水公園を俯瞰してみる。市街地なので、背後は建物だらけである。



音無親水公園から斜面を登って飛鳥山公園へ。昨年同様カラフルな花壇もできていた。


 

飛鳥山公園中央のサクラの木。下で花見をやっているのでこんな構図になった。


 

飛鳥山公園は、中央付近のサクラよりも、博物館寄りのこの老木の方が咲き具合がいい。



渋沢栄一の青淵文庫の前のサクラは、曲がった枝だが開花は進んでいた。



サクラの時期に初めて訪れた旧古河邸だが、枝垂桜しか建物に絡ませるサクラが無くてがっかり。


 

上野駅公園口は例年通り大混雑で出場規制状態なので、今年もパンダ口から迂回して上野公園へ。
清水観音堂手前の八重桜は、いつも外人観光客が集まって自撮りしている。



下から清水観音堂を見上げる。1本しかサクラの木が入らないのが寂しい。


 
 
東照宮手前の伊豆栄梅川亭前の枝垂桜が見事な咲き具合であった。



上野公園も満開の一歩手前状態だったが、花見客の数は大宮公園の比ではなく劇混雑状態であった。
東京のサクラの名所はどこも大混雑で、とてもあちこち行く気にならず、今年はこのエリアだけに留めた。




4月5日はチャリでサクラ撮影にでかけた。ここは近くの無人のお寺。毎年爆咲きする木がある。


 

花の丘のいつもの場所も撮っておく。こちらももう充分見頃を迎えている。



花の丘から荒川寄りに行くと秋葉神社の手前にサクラ並木があった。



荒川の土手の清掃工場前のサクラ並木。以前ここから彩湖までよくチャリで走った。



開平橋を渡って川越市に入り、まずは伊佐沼を対岸から見晴らす。



伊佐沼公園隣接の卸団地前のサクラだが、まだこれでも満開の手前だ。満開だともっとすごいのだ。



伊佐沼公園は水路沿いの両岸に1kmくらいサクラ並木が続いている。



やっと川越市街に入り、新河岸川沿いを散策。氷川神社裏手付近のサクラが一番きれいだ。


 

こちらは逆方向だが、枝を張り出したサクラの連なりが一番美しいポイントだ。



川越市街地の新河岸川は浅くて舟の通行は困難だが、このエリアだけは小さい舟だけ通行できる。



翌4月6日、4連チャンでこの日は朝から熊谷へ。荒川堤のサクラと菜の花のコラボを撮る。
昨年よりもきれいな風景を撮りたかったが、サクラが5分咲き程度で完全に菜の花に負けていた。残念。



熊谷から吹上に移動して元荒川へ。ここだけは期待を裏切らない咲きっぷりだった。
橋の上からではなく、川の真ん中に立って撮影できるのもすごい。コンクリの飛び石があるのだ。


 

こちらは車の通らない橋の上。前方にベンチ、背後にはあずまやがある。



橋の上から眺めた感じ。川のどちら側にもサクラを眺めながら歩ける遊歩道が整備されている。


 

別の橋からの眺め。このあたりが最もサクラの枝が張り出しているところ。



橋の下も川沿いに通れるようになっているが、トンネルから出るような感じで撮ってみた。



4月7日、今日で5日連続である。聖学院大学前のサクラは満開になった。



聖学院の教会を撮ることはめったにないが、サクラが咲く時は別だ。



花の丘の私の標本木もこの日で満開になった。



花の丘は、たぶんこの日が1年のうち最も華やかな風景の日になると思う。



花の丘の外周沿いのサクラ並木だが、今年は逆の方向から撮ってみた。



2日前の朝に寄った無人のお寺の敷地にある爆咲ザクラ。電線が入るのを極力避けたので、全体を入れていない。



3日後の4月10日、聖学院大学前のサクラはだいぶ花が散ってきていた。



花の丘の一番南側の駐車場には車が無く、サクラで雪が降ったかのような地面になっていた。



まだけっこう花が咲いているようなのに、遊歩道には花びらがびっしり降り積もっていた。



バカの一つ覚えで、毎年サクラの花びらが水の無い水路にたまるのを楽しみに撮影している。



4月12日、公園内の広い畑では、主役交代とばかりにチューリップが派手な色でサクラを圧倒していた。



名残り惜しくて、4月14日には、北本市の石戸蒲ザクラを見にでかけてみた。満開を過ぎてだいぶ花が落ちたが、
満開時は人であふれかえっていた狭い寺の境内も、ほんの数人しかおらずのんびり見学することができた。


 

蒲ザクラの後は、近くの城ヶ谷堤へ。ここのサクラはまだ何とか見られる程度に残っていた。



そしていよいよ今年最後のサクラ撮影は、吉見町のさくら堤公園へ。
手前の畑一面にサクラの花びらが散っていたが、それでもまだ土手のサクラの連なりが素晴らしい。



さくら堤公園は土手のサクラが1km以上続き、斜面には菜の花がびっしりと咲き乱れていた。


 今年は3月30日から4月14日まで、16日間のうち11日も出動してサクラを撮ったが、極端に遠いところは1か所も無く、すべて比較的近場での撮影となった。天気自体は割と恵まれた年だったと思う。
できれば、昨年同様東秩父村の虎山千本桜とか蓑山、長瀞方面にも行ってみたかったが、満開のタイミングが分かりにくいということもあるので、また来年にでも余裕があれば出かけてみたいと思う。