午前中だけの川越散歩




 3月に入って天気の悪い日が続いたが、3月17日は快晴で絶好の撮影日和であった。
こういう日は少し足を伸ばして都内か横浜でも行きたいところであったが、2日前にJR籠原駅で起きた漏電事故のため、高崎線がまだ一部不通になっている関係で、湘南新宿ラインは全休だし列車の本数も少なく、とても都内方面に出掛ける気にはならない状況であった。


こんな日は近場が無難と、川越に行ってみることにした。せこいようだが、以前の記事で川越の駐車場の1日最大料金の最安が600円と書いたが、前日にもっと安く停められる裏技を発見した。
それは、川越城本丸御殿の駐車場に停めれば、本丸御殿の入場料100円払うだけで夕方5時までタダなのである。
で、朝9時にそこに停めたのだが、本丸御殿だけでは川越市に対して申し訳ないので、ついでに博物館と蔵造り資料館の3か所共通券300円を購入した。別々に買うより100円安い。美術館も近くにあって共通券は450円なのだが、写真は撮れまいと思ってやめにした。


川越城本丸御殿は、以前チャリで来た時には修理中で、2011年3月にオープンしたのだが正直存在自体を忘れていたのは否定できない。蔵の街通りから離れていることもあって、足を伸ばすことも無かったが、最近は撮影しながら歩くことが目的なので、午前中だけでも1万歩歩くことができた。



川越城本丸御殿入口の眺め。周囲の松の木がいい雰囲気を出している。


 

本丸御殿はかなり大きい建物だが、元々の城の広さと比べればほんの一部なのが分かる。



独特の砂紋が描かれた枯山水はお寺だけかと思っていた。



長い廊下だが、スリッパが無いのでこの時期だと足が冷たい。


 

こちらは裏庭。向こうに見えるのは川越高校。ノーベル賞を貰った梶田さんの出身校だ。



屋敷の一番奥になるところの家老詰所。ここだけ侍の蝋人形がある。



屋敷入口近くの大広間は36畳の広さ。城主と対面する前の待機場所だったそうだ。



本丸御殿近くの三芳野神社は工事中で拝殿はどこからも見えず。



2か所目の川越市立博物館。本丸御殿のすぐ北側にある。



博物館の隣にある川越市立美術館。こちらはパスである。



博物館に入ってすぐのホールは真ん中に市街の模型がある。


 
この坊さんは天海僧正で木製のレプリカである。徳川家康の側近で喜多院の住持でもあった。



通路の両側は蔵の街並風演出。真ん中には蔵の街通りのジオラマがある。


 

こんな感じだが、時代設定が江戸期なのか、分かる建物が無い。



木造の薬師如来坐像。廃寺からでも持ってきたのか。


 
川越はサツマイモが名物だ。名物甘藷煎餅とあるが食べたことがない。




博物館を出て新河岸川方面に歩くと、モダンな洋風建築があった。



洋風建築は氷川神社経営のブライダルホールなのであった。いやはや。


 

天気がいいせいか参拝客がけっこう多かった。



新河岸川沿いを歩く。あと半月で両岸のサクラが満開になって風景が一変するだろう。



新河岸川に架かるレトロな橋と田谷堰。堰き止めるゲートは何と木製だ。



ゴミ収集場所が何と家の前。どうやらこの家は空き家のようだ。



廃業した商店の軒先。街歩きでこういうシーンを発見するのは楽しい。



平凡なブロック塀だが、一面に蔦が這っているのがスゴイ。



裏通りには残念ながら崩れてしまった蔵もある。


 
 
蔵の街通りにやってきた。ちょっと休みたくなるカフェがあった。



3つ目の共通券で入った蔵造り資料館。大したものは無かったがレンガ塀が印象に残った。



資料館の建物も蔵造りで、2階の部屋の窓から通りが見える。



鐘つき通りを振り返ってみる。時の鐘は遠くから見るのもいいかもしれない。


 最後の画像まで約2時間、時刻は11時。この後本丸御殿に向かっててくてく歩き、途中川越城富士見櫓跡と浅間神社に立ち寄り、本丸御殿を11時半に出て12時ちょうどに帰宅した。
都内や横浜なら、昼飯の後もあちこち歩きたくなるが、川越は近いのでこのくらいの時間でちょうどいいと思う。
サクラが咲いたら今年は新河岸川沿いを撮影してみようと思っている。