軽井沢方面へのドライブ




今年の夏は、梅雨時が猛暑で雨が降らず、梅雨明けしたとたん毎日曇りか雨というおかしな具合になっている。その気候のせいではないが、私の体調は6月末から最悪である。初めに腰痛があって10日ほどで回復したのだが、7月9日の日曜日の朝に起床したら、右足の大腿部に激痛が走り、イスに座ったりトイレの便座に座るのが困難なほどである。
何とかその日を凌いで、翌月曜日に病院でレントゲンを撮ってもらって診察を受けたところ、背骨の歪曲からくる神経の圧迫が炎症となっているらしい。治療法らしきものは無く、当面毎日の鎮痛剤等で凌ぐしかないようだ。
1週間ほどで耐え難い痛みは引いたが、鈍痛があるので7月1か月間毎日薬を飲んで過ごし、雑用で外出する以外は、読書とPCに頼る引きこもり状態であった。そもそもPCに時間を使い過ぎることが原因になっているので、この状態では治る訳もないのだが、これ以外の過ごし方が無いから仕方ない。


症状が残ったまま、再診で35日分の薬を処方されて8月に入ったが、どこかへ出かたくて仕方ないので、8月2日の水曜日、例によってO君を誘って久しぶりに軽井沢方面に行ってみることにした。方面とタイトルに記してあるのは、軽井沢のメインエリアは対象外だからである。時間の関係もあるが、ほとんどは追分宿とめがね橋の近辺である。
往路は東松山ICから碓井軽井沢ICまで、復路は松井田妙義ICから東松山ICまで高速道路を使ったが、高速区間なら所要時間は1時間くらいで、現地での時間に多少の余裕はできるが、その分高速料金がかかる。日光の時も同じくらいだったが、往復で5000円以上というのは、年金暮らしの身分では毎回使うのは厳しい出費である。


 

9年ぶりの信濃追分には新しく無料の駐車場ができていた。すぐ傍の小川の水が涼し気だ。


 

堀辰雄記念館の街灯だけは、宿場集落にはそぐわない眺めだが、この辺は何でもアリのようだ。



ちょっとアートな看板だが、それもそのはず元旅館をいくつものギャラリーにしているのだ。



ガタクタがいっぱい並んでいた骨董品屋は、定休日ではあったがすっきりしている。



ここは以前は無かったタイル専門店。ここも定休日なのか閉まっていた。


 
追分宿の西の入り口にある桝形の茶屋つがるや。商売はしていないが人は居住している。



追分宿には骨董品店が多いが、欲しくなるようなものは見当たらない。



浅間サンラインと国道18号の交差点傍の「きこり」という蕎麦屋に入った。
私のは、上が田舎そば、下が二八そばのセット1200円だが、味も食感も違いは分からなかった。


 
久しぶりにシャーロック・ホームズ像のある場所に行ってみた。



前回の撮影はNIKON D300でAPS-Cだったから、フルサイズでは初めてだ。


 
 
ホームズ像があるのは、コナン・ドイルを翻訳した延原兼がこの地に住んでいたことによる。
ここ以外ではロンドンのベイカー・ストリート駅前のを撮っている。ドイル生誕地のエディンバラにもあるようだ。



また追分宿を駐車場へと戻る。手前の錆びたのはミルク・ポットだろうが、飾りにもならないだろう。



道路端にはベンチも置かれているが、使われている様子はない。



定休日だったが、カフェとギャラリーの店の看板がおもしろい。



9年前にできた場にそぐわないような店だが、潰れずにまだ営業していた。


 
アンティーク・ショップの入口には、実用性の無さそうな変なものがいっぱいだ。



上の店はこちらが本当の入口であった。以前からあるが、客がいるのは見たことが無い。



追分宿を出て、千曲川の支流である湯川にかかる広戸橋にやってきた。実は、この橋の下の壁にはイワツバメが
営巣していて、何度かD300で撮影したことがあるので来てみたのだが、巣はたくさん残っていたものの、
最近造られたような巣は無く、残念ながらイワツバメも一羽も見ることはできなかった。


 

次に借宿から大日向の昭和天皇行幸碑のあるところに行ってみたが、天気が悪く浅間山は見えなかった。
さらに、中軽井沢から軽井沢に向かったら、濃霧の発生で何も見えないので、旧道の18号で横川に向かった。
これは目的のめがね橋の手前の9号トンネルのあたりと思われる。


 
碓井第三橋梁、通称がめがね橋らしい。こちらは橋の裏側で、遊歩道があるので歩いてみた。



何と、橋の上に登れてしまった。橋の上もトンネルも遊歩道が作られている。



めがね橋の上から新線の橋梁を望む。1997年に廃止されたのは向こう側で、こちらの廃止はもっと前である。



横川からここを通り熊ノ平まで伸びているのが「アプトの道」という遊歩道だ。


 
先ほどとは反対側からレンガ造りの橋梁を眺めてみる。レンガで造ったのがすごいと思う。



橋の上はきれいに整備されているので、脚力のある人は全部歩いてみるのも楽しいだろう。



道路側からのめがね橋全景。真ん中の下部は碓井川の最上流の流れである。



橋の上から手持ちで川を撮ってみた。1/5秒だが何とかブレずに見られる。



ついでにもう1枚。1/10秒でブレてないのが奇跡的。



碓井川の注ぎ込むのが碓井湖。ダム湖であるが、周囲を歩く目的で橋も造られていてなかなかいいところだ。


 
何だかわかりにくい画像だが、ダムの端からダムの斜面を流れ落ちる水を撮ったもの。
これ以上体を乗り出すことができないので、この状態が限界である。


 このあと横川のおぎのやで土産を買って帰途についた。観光地らしいところには行かず、人があまり来ない観光地のようなところへ行ってきたというのが事実であろう。追分宿は、私の弟が住む家(以前は別荘)の近くで、別荘として使っていた頃に何度か泊まりに行き、浅間山の撮影スポット探しや野鳥撮影、宿場の散策などをしていたので土地鑑もあり、複雑な道路もさんざん走りまくったので、距離の割には効率よく動くことができた。
天気が悪かったのは残念だが、8月だというのに軽井沢は20度ちょっとと風がやたら涼しく、大いに気分転換もできて有意義な一日であった。