紅葉探しのドライブ




 今年は11月に入ってから天気が安定し、晴天で風も穏やか気温もほどほどという日々が続いている。
真夏から秋の花粉症時期は、完全引きこもりで写真なんかてんで撮る意欲も無かった私だが、散歩をしてもさほど汗をかかなくなるこの時期になると、急に何でもかんでも写真を撮りたくなってくる。全く不思議なもんだと思う。
ただ、これは何年も前から全く同じ現象で、たぶん1年中で最も撮影に適した条件や被写体の多い時期だからなのだと思っている。


先日は榛名山まで行ってきたが、あまり人が多く集まる紅葉の名所に行くのは好きではなく、むしろ名所でなくても見事に紅葉した木が数本でもいいから、静かに散策できる場所を見付けてみたいと思う。
そんな訳で、11月6日に越生から山道に入り、いつも黒山三滝の手前から奥武蔵グリーンラインに向かうのだが、今回は、そのはるか手前の道を越辺川の支流に沿って奥武蔵グリーンラインに合流するルートを選んだ。
川沿いの道は狭くて、先日の荒天で枝や葉っぱが走行を妨げるほどであったが、途中何度も車を止めて滝になった川の写真を撮れたのが収穫だった。そのせいで、その後は堂平山しか行けなかったのだが、予想していたよりも紅葉の様子をたくさん撮れたのは幸いだった。



越辺川の支流は山道に沿って、こんな感じの小さな滝になって延々と続いていた。


 

一応説明付の立て札もある「鳴岩」なんてのもあるが、グーグルの地図には載っていない。



今度は恋人岩なる立て札が。左下と真ん中の岩がそのようだが、かなりのこじつけだろう。



このあたりは「龍頭の滝」と呼ばれているようだ。なるほど、感じは似ているようだ。


 
 
奥の滝は「男滝」というらしい。滝つぼまで行きたかったが道が無かった。
近くに黒山三滝があり、男滝、女滝、天狗滝とあるが、それとこれは同名で別の滝のようだ。


 
で、こちらが女滝で、なるほど流れが細くて女性っぽい。



ただのでっかい岩だが、かつてはこの岩の下で、旅人が雨や夜露を凌いで寝泊まりしたそうだ。


 
これは滝というより、土石流防止に流れを堰き止めているダムのようなものらしい。



前の画像ではないが、別のダムのような滝の上部を覗いてみたところである。



上部はよく見えたが、滝になった部分がよく見える場所に行くのは困難であった。



奥武蔵グリーンラインの中間にある刈場坂峠は標高818m。左正面がこれから向かう堂平山。



刈場坂峠からの堂平山をズーム。背後のちらっと雪を被った山が見えるが方向的には赤城山か男体山。


 

堂平山到着。標高900mに近いのにのんびりとお茶を飲むおばさんたち。



堂平山の天文台近くのモミジは、いつも色がよくないが今年は特によくない。



キャンプ場の方へ行ってみると、こちらにもモミジの木があった。少しはマシかな。



この木の葉っぱは、今が色付き始めのようで、上の方だけが赤くなっている。



一本だけ黄色く色付いたモミジの木があった。私にはモミジの種類はさっぱり分からない。



黄色のモミジもなかなかいいものだが、地上近くの葉はみな傷んでいるのが多いのが残念だ。



部分的に赤くなっているモミジがあった。逆光の方がより赤く見えそうだ。



落ちた葉っぱがたくさん溜まっている。霜が降りてるといい感じなんだが。



なかなかいい形のモミジの葉が見付からない。大半がボロボロになってる。



こちらは三色のグラデーションの見られる木だ。下の方に緑の葉が多い。



グラデーションの木の上部。モミジの木も随分高く育つもんだ。


 

堂平山にはたくさんのマユミの木があって、みな赤い実が飛び出していた。



最後にオマケの一枚。これは翌日岩槻城址公園で撮ったもの。平地でもモミジはどこにでもあるもんだ。


 標高にかかわらず、もうどこでもモミジが赤く染まる季節になったようだ。晴天が続く限りあちこち散策してみたい。