再びの秩父路




 東秩父村ドライブの2日後は、以前から予定していたO君との秩父方面蕎麦食いドライブである。
片道2時間から2時間半ほどかかるので、9時に出発すると現地到着してすぐの昼食となる。ルート的には299号経由でまっすぐ秩父市へ至るルートと、254号で長瀞、皆野を経由して秩父に入るルートの二つあるが、分岐点が川島町の東松山と坂戸へ別れる交差点になるので、それまでにいくつかの蕎麦屋を検討し、秩父方面で食べログランキング1位になっていた秩父市山田にある「ひらい」にすることにしたので、必然的でもないが254号での長瀞回りで行くことにした。
どちらから行ってもいずれ1本しかない国道を行くのは変わりがないのだが、299号ルートの場合は川越から日高市にかけての道路が混雑する嫌いがあるので、最近は平日ならそれほど混まない長瀞ルートの方が多くなってきた。


今回の蕎麦屋は、いつものようにもり蕎麦だけというポリシーを捨てて、あえてセット蕎麦にしたが、実はこれが大正解であった。まあこの辺のいきさつについてはO君が詳しく述べてくれそうだから、後日こちらを見ていただきたい。


今回の我々の物見遊山の目的は、武州日野駅近くにあるミズバショウとカタクリを見ることである。そして、目的を果たしたあとは、2日前に東側から眺めた美の山に行くことと、再度秩父高原牧場に美の山側から登って2日前と同じルートで帰宅することになった。



この日の昼食風景。私のはそばととり天丼のセット950円なりである。蕎麦も天丼もすこぶる美味であった。



昼食後、道の駅に駐車して水芭蕉園へ。協力金100円だけ払って入場。これが初めて見たミズバショウ。
真っ白できれいな花だが、O君の話では臭いはくさいらしい。


 

ゆるい斜面に棚田のように区切られた園内に1500株のミズバショウが植えられている。



もう1枚近くから。見頃は1週間前くらいのようで、くたっとしている花が多かった。



奥の方からの眺め。750坪(2500平方メートル)の広さがある。
ただ、ホームページにも書かれていたが生育の状態はあまり良くはないようだ。
歌にあるように、夏の花と思われがちだが、実際には雪解け後に咲く。春の遅い尾瀬などは夏になってしまうのだ。


 
 
水芭蕉園を後にして弟富士カタクリ園にやってきた。枝垂れ桜がきれいだ。



カタクリのある斜面からは武州日野駅の構内が見える。



時期が遅かったようで、ほとんどのカタクリの花は枯れるかくたっとしてしまっていた。残念。


 

カタクリに混じってよく似た色のこんな花も咲いていた。後で調べたらどうやらイカリソウのようだ。


 
線路際の道を道の駅に向かって歩いていると、武州日野駅を出た2両だけの電車がやってきた。



道の駅近くの畑には桃の花も咲いていた。これも後で調べて分かった。


 
民家の庭先には、ハナモモや芝桜の他にムスカリ、チューリップ、スイセンと色鮮やかだ。



道の駅の枝垂れ桜。満開で花の重さで枝が地面に届きそうだ。



上の枝垂れ桜の全景。左に寄ってるにはトイレの看板がでっかく掲げられているからである。



美の山公園にやってきた。入口の超デカイサクラの木。



展望台から秩父市街方面を見る。この日は終日曇りの予報で、その割には時々晴れ間があったのはラッキー。



美の山の東側にある展望台。6月になるとこの下の斜面がアジサイ一色に染まる。


 

上の画像の展望台から2日前に行った秩父高原牧場方面を見る。



まっすぐ上に伸びたのがあると思えば、こんな横に大きく広がったサクラもある。



サクラ越しに秩父高原牧場を眺める。この後あちらを経由して帰途につくのだ。



美の山は駐車場の周囲の方が頂上よりもサクラの木が多く、満開時は見ごたえがありそう。



美の山を後にして秩父高原牧場に登ってきた。5月になるとこの草原にはポピーが咲く。



2日前よも少し下の地点から美の山を見る。緑の牧草地があると何だかスイスの風景みたいだ。


 時刻はまだ3時半ではあるが、なんせさいたま市までは遠い。2日前同様尾根道を走り、花桃の郷を経由して虎山のサクラも車内から見るだけで通過して帰途についたが、さいたま市には6時ごろに着いた。
私はひまなのだが、仕事のあるO君は明日から3日連続勤務なので、あまり夜遅くまで遊び歩くにはもう歳なのだ。
どうやらこれでもう本当に今年のサクラは見納めになるようで、思えば満開前後にサクラの名所に行くことができなかったが、サクラが散り始めてから天気が良くなって、こんなにあちこち出掛けたのも珍しい年になった。