谷中から上野・浅草・スカイツリー




 11月25日土曜日、天気は晴れ。18時から東京清澄白河にある友人F君の小料理店で飲み会の日である。
陽が短くなってきたので、飲み会の前に浅草とついでにスカイツリーの夜景でも撮りたいと思い、13時半頃の電車に乗って日暮里で降り、谷中墓地を抜けて寛永寺経由上野公園までをぶらぶらしながら、ついでに紅葉でも撮れればという目論見である。
上野公園にいる時、友人E君から電話があり、だらだら話しているうちにいつのまにか16時になり、あわてて銀座線で浅草に向かった。浅草寺の夜景は17時頃で撮影終了にしたので、これは余裕でスカイツリーも撮れると思い、歩いて押上まで行くことにしたのだが、写真を撮りながらの徒歩なので意外に時間を食ってしまい、十間橋からの撮影はあきらめて17時40分に押上駅に到着。17時45分発の半蔵門線に乗れば、ジャスト18時に友人の店に着くはずであったのだが、無情にもその電車は違うホームから発車していったのだ。押上駅の半蔵門線ホームは2本で4つもの番線があることなどちっとも知らなかった。さらに、一番うしろに乗って清澄白河で降りたら、友人の店からははるか遠い出口で、いつも大江戸線から降りている私は、半蔵門線の駅が住吉寄りになっていることなど、知る訳も無かった。
そんな訳で、時間を厳守する主義の私としては、誠に恥ずべき10分近い遅刻の罪を犯してしまった。



日暮里駅南口からすぐの天王寺。この辺に来るのも久しぶりだ。


 

焼失した谷中五重塔の跡地。今はただの公園。


 

静かな谷中墓地。夜に通るのは勇気がいるが、昼間は都会とは思えない静けさだ。



墓地を抜けた道を歩いていたら、塀にありし日の谷中五重塔のプレートがかかっていた。



最近はいつも素通りしていた旧吉田屋酒店の建物。撮るのは2008年以来のことだ。



歴史を感じる酒屋の内部。真ん中の飾りが東京の下町らしい。



最近有名になりすぎたカヤバ珈琲店。休日は行列に並ばねばコーヒーも飲めないのか。



芸大方面に行かず、寛永寺の根本中堂に寄ってみた。



境内の隅のお地蔵さんがいるあたりに申し訳程度のモミジを発見。


 
さらに、駐車場付近にもモミジとイチョウがあった。背後の建物は上野中学校だ。



根本中堂の裏を回って西側にも申し訳程度のモミジがあった。



モミジの木が小さいので近寄って思い切りワイドにして撮った。



徳川綱吉霊廟勅額門だそうだ。この奥は徳川家霊廟で立ち入り禁止。



ここにもモミジがあったので、近寄って勅額門の方を撮っておいた。



国立博物館脇の道をてれてれ歩いていると、はるか先の正面にスカイツリーが見えた。


 

国立博物館と線路の間には墓地が広がり、途中に厳有院殿霊廟勅額門なるものがあった。



さらに国立博物館の外周を歩いていると、林光院という建物を入ったところに黄色いモミジを発見。
この山門は、旧徳島藩江戸中屋敷移築御庭仕切門という、随分長ったらしいのが正式名称らしい。


 

寛永寺開山堂両大師堂という建物にやってきた。



開山堂の隣には寛永寺旧本坊表門があり、奥の建物は寛永寺輪王殿である。


 

開山堂と輪王殿の間にあるのは、幸田露伴谷中旧宅門だそうだ。


 
開山堂入口にある大イチョウ。ぼけ封じの幟だが、祈願してぼけを防げるのかい。



国立博物館寄りの上野公園は、モミジがあまり無くてイチョウの木が多い。



ちょうど池の噴水がMAXの高さになった。この後方では忍者フェスが行われ屋台がいっぱい出ていた。



 

16時半すぎ浅草寺到着。まだ明るいが日没と同時にライトアップが始まっていた。



本堂はお参りの人が列を作っている。参拝者は日本一なんじゃないだろうか。



空がまだ明るすぎて、ライトアップした五重塔もインパクトが無い。



裏手からの宝蔵門。スカイツリーもライトが灯ったようだ。



本堂の脇では、着物姿の女性たちが記念撮影中。彼女たちはたぶん中国人だ。



時刻は16時49分、ぼちぼち暗くなり始めた。東の端の方は割と人が少ない。



ライトアップされたイチョウがあったが、障害物や電線が多くてこんな構図でしか撮れなかった。



境内には無数の屋台が出ていて、北側からの五重塔はこうなってしまう。



屋台をよけながら、何とか月が見える構図で五重塔を撮った。


 

時計周りで移動しながらまた五重塔を撮る。今日はちょっと雲がかかっている。



近付きすぎると一番下の屋根が隠れてしまうのでやっかいだ。


 

先ほどより15分後の裏手からの宝蔵門。ちょっと明るさ不足か。



五重塔は正面よりやや左から見たところ。あやうく四重しか見えなくなるところだった。


 
この場所は昼間だと手前の建物も写るのだが、夜は灯りが無く、少し五重塔が隠れてしまう。



正面からの宝蔵門。時間が無くて雷門はパスすることにした。



宝蔵門と五重塔は、到着直後とは随分感じが違っている。いっぱい撮れて満足して移動することに。



隅田川べりに出て、とりあえずスカイツリーを眺めてみる。



吾妻橋を渡っていたら、東武電車が通過していった。望遠がほしい場面だ。


 
吾妻橋ライフタワーの敷地では、早くもクリスマスツリーのライトアップが始まっていた。


 
スカイツリーが正面に見える裏道。こんなところを歩いているから時間がよけいにかかるのだ。


 
やっと東武橋に到着。街灯もいっしょに入れてスカイツリーを撮る。上の方がだんだん見えなくなりそう。



一瞬、スカイツリーのライトが消えてしまった。モニターを見なかったので、この構図はライト無しのこれだけ。



途中、マリオカートのような一団が通り過ぎていった。ナンバーは本物だろうか。


 
上の方がだんだん見えなくなってきたが、やはり近くからだと迫力が違う。



ほとんど真正面の真下から見上げている感じ。ワイドすぎて周りの建物が入り込んでしまう。


 
最後に周りの建物の無いタワーだけを撮って、これにて撤収。


 やはり18時までに集合する前に2か所もの夜景を撮るのは、予想はしていたがきつかった。浅草-押上間は電車移動すべきであった。おかげで帰宅した時の歩数が18000歩を超えており、ここのところちょっと足腰に違和感があったので、あまり無理はしないようにするつもりだったのに、貧乏症のおかげで倍返しの疲労を貰ってしまった。
まあ、写真と飲み会両方楽しめたのだから、今の私にはこれ以上の贅沢は無い訳なんだが、少しは歳を考えてもう少し余裕をもって行動したいと思うのであった。